第八話「マグマダイバー」

  刻々と再生する第7使徒に対し、碇司令と綾波のユニゾン訓練は続いた。

  両名のシンクロ率も同調しかけた頃、 タイミングを計るかのように使徒は再生完了、再襲来を開始した。

  使徒レベル3と見られる相手に同時加重攻撃を加える両名だが、 辛うじて核を破壊するものの、両機共に大破する事となる。

  使徒殲滅より丁度一週間後、羽化前の使徒が若松山で発見された。

  特殊装備可能な初号機と、陸自が独自に開発した擬体を遠隔操作するCasperが捕獲作戦へ参加。
この擬体は1台のみのプロトタイプだが、作成には国家予算に匹敵する額が注がれている。

作戦A-17の発令により、トミーズ火口へ降下する両機は第8使徒、通称103の捕獲を開始。
途中ネーチャンのオパーイに目的を見失いかけるが作戦を敢行。
無事捕獲終了したかに見えた時、使徒は羽化を開始。

  灼熱のトミーズで両機の戦いが始まった。

  初号機は使徒の液化攻撃チンザノにより大ダメージを受けるが、2度に渡る激闘の上大破。
特殊擬体「草薙」を操るCasperも使徒の核を破壊するが擬態は相当なダメージを受けていた。
 

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