第五話「レイV」

  無期懲役に服していた赤木博士は逃亡を謀り、セントラルドグマ最深部にて 政府諜報員である加持と遭遇する。
  しかし、加持との関係をモニターされていた事を 彼らは気づいていない。

  6人目の適格者としてネルフ入りした人物・・・
  実は全ての過去データを抹消された、 碇ヒデト司令率いる零号機パイロットだった。
  作戦司令部及び技術開発部ではその事実を知り 急遽六号機シンクロ試験を中断。
零号機の凍結解除作業に入った。

  これを知った赤木は碇司令をアダム拘留地へと呼び出す。
アダム拘留地で待つ赤木の目の前に現れた碇。
その影には零号機パイロット綾波の姿があった。

  自分の感情をコントロール出来ずにいた赤木は、 マギシステムのプログラムを改ざんし、 自爆を則すコントローラーを手にしていた。
その事を知った碇司令は「残念だよ」の言葉を残し、銃口を赤木に向ける。

  焦る赤木は自爆のスイッチを入れるが、システムの一部Casperがこの決断を否決。

自爆は承認されなかった。

  第4使徒との接触を切っ掛けにS2器官及び自我を持ったCasperの判断であったからだ。
  調査対象であるマギシステム破壊を企んでいたことを知った加持は碇の指より早く引き金を引く。
Casperの否決と加持の裏切りの凶弾に倒れる赤木。


複雑に交差する想い。


そこから見えるものは・・・

次回「惣流来日」

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