第四話「心のかたち、人のかたち」

碇サブロウのサルベージ計画開始。

マヤ:自我境界パルス、接続完了。
青葉:了解。サルベージスタート!
日向:第1信号送ります。
青葉:エヴァ信号を受信、拒絶反応無し。
日向:続いて第2、第3信号送信開始。
OP:対象カテクシス異常なし。
マヤ:デストルドー認められません。
青葉:了解、対象をステージ2へ移行。

鳴り響く警告音

マヤ:ダメです!自我境界がループ上に固定されています!
青葉:全波形域を全方位で照射して!
日向:だめですね・・・
マヤ:発信信号がクライン空間に捕らわれています・・・失敗!?

更に鳴る警告音

青葉:干渉中止!タンジェントプラグを逆転!
   加算数値をゼロにもどして!
日向:旧エリアにデストルドー反応!パターンセピア!
   コアパルスにも変化が見られます!+0.3確認。
青葉:現状維持を最優先!逆流を防いで!
マヤ:ハイ!
日向:+0.5、0.8!変です!堰き止められません!
青葉:何故・・・?
   帰りたくないのか?サブロウ君

サブロウ:わからない・・・
     わからない・・・
     ボクは・・・ぼくは

何を願うの?

キャッチで18トリは無理でつ!


マヤ:エヴァ信号を拒絶!
   LCLの自己フォーメーションが分解していきます!
日向:プラグ内圧力上昇!
青葉:全作業中止!電源落として!
マヤ:ダメです!プラグがエグジットされます!

LCLと共に流れ落ちるプラグスーツ
サブロウの姿はない・・・

マヤ:人ひとり・・・人ひとり助けられなくて、何が科学よ!
   サブロウ君を返してよっ!!!

サブロウ:店長・・・アフォでつね。

水風船が割れるような音と共にエヴァより排出されたサブロウ。

次回「レイV」

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