第二話 「決戦、第三新東京市」

6/1 第5使徒襲来

碇:初号発進!2号機3号機はATフィールド全開、初号機の援護にまわれ!

第5使徒の放つ加粒子砲により死線を彷徨うサブロウ。

マヤ:胸部第三装甲板まで融解!機能中枢は無事です!
日向:あと3秒照射されてたらアウトでしたね・・・
碇:パイロットの容体はどうだ?
マヤ:身体に異常はありませんが、神経パルスが0.8上昇してます。
碇:許容範囲・・・だな。

攻守共にほぼ完璧と言える能力を有する使徒に対し、赤城はある作戦を決行する。

赤城:明日20:00より超長距離陽電子砲の攻撃を開始する。
   尚、電力確保の為、 第三新東京市「鴇巣」への電力供給はストップ
   凹み中店長CASPER救出計画「ヤシマ作戦」を決行ッ!
碇:勝算は?
赤城:「マギ」によれば8.7%・・・もっとも高い数値です。
碇:反対する理由はない。やりたまえ。
日向:しかし、A.T.フィールドをも貫くエネルギー算出量は、最低180Gワット。
   それで鴇巣の電力供給を止めるんでつね?つか日本中じゃないでつか!

翌日・・・

日向:作戦スタートです!
赤城:サブロウ君。鴇巣中のエネルギー、あなたに預けるわ。
サブロウ:あぃd(>v<)b
日向:第一次接続開始、第1から第803管区まで送電開始!
マヤ:電圧上昇中。加圧域へ。
日向:全冷却システム出力最大へ!
マヤ:温度安定。問題なし。
日向:陽電子流入。順調です。第二次接続!
マヤ:全加速器、運転開始。強制集束機作動。
青葉:第三次接続問題なし。
赤城:最終安全装置、解除。
日向:撃鉄おこせ!
マヤ:電圧発射点まであと0.2。
日向:第七次最終接続!全エネルギー、ポジトロンライフルへ!
マヤ:目標に高エネルギー反応!
赤城:何ですって!!
日向:発射!
サブロウ:っけー!!インブル〜!

使徒を貫く陽電子砲、しかし、同時に放たれた使徒の加粒子砲は、弐号機三号機のバックアップも届かず、初号機ごと吹き飛ばす。

サブロウ:え・・・3トリって・・・

青葉:敵シールド、ジオフロントへ侵入!
マヤ: 初号機シグナルロスト、初号機沈黙です・・・

  サブロウは初号機筐体ごと、 ディラックの海へと消えていった。
サルベージ計画はプログラム再構築に1週間を要す為、 来週末へと持ち越す。

  尚、ゼーレは前回の第4使徒襲撃の首謀者を赤木博士と断定。
彼女は軍法会議の決議を受け、 無期懲役へと服す事になった。

次回「6人目の適格者」

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